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会員制自習室マイデスク福井の中村です。
特に自習で合格しようとするときに重要なことですが、「基準値」の設定です。
つまり「頑張ります!」「徹底的にやろう!」というときにどこまでやるかで決まります。
合否を決めるのは基準値の設定であり能力差ではない!
頭がいい受験生を見て、テンション下がっている受験生、その人はその時点で終わっています。目的に集中できていないからです。
受験は決められた期限の中で、やるべきことをこなし、やりきれるかだけです。
もし、期限の中でどうしてもやりきれないと判断できたならば、志望校を変えるべきです。なぜならたぶん合格できないし、無駄な努力になってしまうからです。
他人がどういおうと、「自分はできる」と思える目標であれば全力でやればいいと思います。
「基準値」をどこに設定するかが大事です。
たとえば、夜勉強を終えるときに、どこで終えるかです。何となく、覚えた感じで終わる人が大半です。独学で合格しようとする人は、自分がコーチなのですから、自分自身に「本当に習得したのか」「今日の勉強は習熟までいったのか?」を確認しましょう。
簡単なやり方としては、自分でルールを決めてテストをします。全問正解であれば、その日の勉強を終えてもいいと思います。
「本気」の努力以外は無駄!「まあだいたい」はすべて消滅します!
ほとんどの受験生は、本気でやっていません。だから、独学でも勝てるんです。
年間計画と週間計画さえしっかりしていれば、大手予備校の映像授業もカリスマ講師も必要ありません。上位10%に入れば、有名大学に行けるわけです。
偏差値65以上の層は、上位10%です。9割はほぼだいたいでやっています。基準値が低いです。
自分の基準値は、「全問正解」に設定します。
英単語の暗記であれば、1秒以内にすべての単語の意味が答えられるまで、自分を許してはいけません。自分が鬼コーチになって、自分という弱いプレーヤーを管理していきます。
そうすれば上位10%の強力なプレーヤーになれます。
時間管理・体調管理・定着管理の鬼になる!
自習室は塾と違って、本人任せです。やりたいように使えばOKです。
しかし、受験生の中には、一定のルールで正確に動く利用者がいらっしゃいます。ある時間になったら必ず来て、ある時間になったら必ず帰っています。
机の上にはストップウオッチが置いてあり、最低限の教材だけを机の上に置いています。
ノールールの受験生の机の上には、あれこれ色んな教材が積まれています。今何をしているのか、自分自身で分かっているのか疑問です。
音楽を聴きながらでないと勉強できない受験生もいます。
目的にフォーカスしていない、つまり覚悟が決まっていないのです。
意識は分散させてはいけません。1つやると決めたら終わるまで止めない覚悟が必要です。
時間管理とは自分で決めた時間のルールを崩さないことです。
定着管理とは満点が取れるまで「終わり」としないことです。
体調管理とは、いつも全力で努力できる体を維持することです。
最弱受験生は、いつも頭がボーっとして、暗記が下手、時間にルーズです!
受験勉強は所詮は暗記です。
暗記ってどうなの?という議論はあるかと思いますが、暗記競争でしかありません。
暗記において大敵なのが、睡眠不足です。時間にルーズな受験生はほぼ必ず睡眠不足です。そうでない場合は時間を大幅に無駄にしています。
時間にルーズな受験生は暗記が下手です。なぜならトロいからです。スピードがない人は暗記が下手です。なぜなら遅い人は反復回数が少ないからです。やることが速いから何度も反復できるのです。
生活の仕方と受験勉強は密接な因果関係があります。
家にいて、母親に生活習慣をやたらと指摘される受験生は、ちょっとヤバいと思います。
生活が乱れている受験生、ダラダラ生きている受験生は、それがどれほどの損害なのかを知らないのです。そして知らないということも損失です。なぜならそのままその生活を続けるからです。受験の結果を見て、何が悪かったんだろうと頭を抱えます。
そして、たぶん学校の先生がどうとか、塾がどうとか、外部要因に理由を求めます。そして浪人をしますが、何ら改善がないまま浪人生活を送り、最終的には妥協します。
だから、受験生には今一度、「独学」というものの重要さを再確認して欲しいです。独学はすべてが自己責任です。自己責任感を抱いたときから、成功へのステップが踏めます。
生活を改めなければ、これからも大した結果を出せないままくすぶってしまうことになります。
生活を改めれば、すべてが変わります。
※お電話の際は「英心塾」で対応いたします。