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【保存版】「仕事のやりがい」と「労働時間」のジレンマをどう乗り越えるか?

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会員制自習室マイデスク福井の中村です。

今回は、「お仕事」がテーマです。

そういえば、仕事ってどうとらえたらいいんだろう、ということで、仕事のやりがいと、労働時間とのバランスを考察したいと思います。


■ はじめに:なぜ“やりがい vs 労働時間”は永遠のテーマなのか?

現代社会では、「仕事にやりがいを感じたい」という理想と、「プライベートも充実させたい」という現実的な欲求が、しばしばぶつかり合います。
特に企業に属する従業員にとって、仕事=義務と捉えがちで、長時間働くことに対してネガティブな感情を抱きやすい状況です。

一方、事業オーナーや企業家は、「やりたいことに全時間を捧げる覚悟」で動いているため、このジレンマとは無縁な場合も多いです。

でも、多くの人にとっては“好きなこと”と“生活のための仕事”が一致していないのが現実。だからこそ、この問題を深く考える価値があります。


■ 労働時間は「苦痛」ではない。ただし条件付きで。

アルバイトや時給制なら、働いた分だけ報酬になるため、ある意味では分かりやすいです。
しかし、正社員など固定給で働く人たちは、長く働いても報酬に差が出ないため、「時間を搾取されている感覚」になりやすい。

ここで重要なのは、「時間の長さ」よりも「時間の質」です。


■ ランキング:働くうえでつらい状態ベスト3(筆者独断と偏見)

  1. やりたくない仕事を中途半端に続けている
  2. やりたいことだけど、労働時間が長すぎて心身が削られる
  3. やりたいことだけど、任せてもらえず時間も割けない

共通しているのは、「エネルギーの使い方」が不本意だという点。
人間は「納得感」がないと、どんな働き方もつらく感じてしまいます。


■ 解決策は?──最適解は2つある

あなたにとっての「納得の働き方」は、以下のどちらかに行き着くでしょう。

✅ 1. 好きな仕事をする

  • モチベーションが自分の内側から湧く
  • 長時間働いても「疲労感<達成感」となる
  • やがて仕事がライフワーク(生きがい)になりうる

📌補足:
ここで勘違いしてはいけないのが、「好きな仕事=楽な仕事」ではないということ。
むしろ好きな仕事ほど、責任もプレッシャーも大きくなるのが現実です。
だからこそ、そこに“やりがい”が生まれる。夢中になれるからこそ、苦労を苦労と感じにくいという構造です。

✅ 2. 労働条件の良い仕事に就き、時間内で全力を尽くす

  • 週休2日・有給取得がしやすい職場を選ぶ
  • 仕事とプライベートのバランスを取りながらも、勤務時間中は手を抜かない
  • 「あなたがいてくれて助かる」と言われる存在を目指す

この場合、「大きな出世」や「年収1000万」ではなく、「快適に、継続可能な働き方」を重視することになります。


■ 「3つの世界」をバランスよく持とう

  1. 仕事(生計・貢献)
  2. 家庭(支え・愛情)
  3. 趣味や学び(癒し・自己実現)

どれか1つだけに極端に偏ると、人生のバランスが崩れます。
自分のライフステージに合わせて、この3つの割合を微調整することが、現代における最も現実的な「幸せのあり方」だと言えます。


■ 結論:スタンスを明確にすることがすべての出発点

会社という組織は、実に多様な価値観の人たちで構成されています。
そのなかで「こうあるべき」を押し付けるのではなく、自分の働き方・人生観を明確にし、会社にもそれを誠実に伝えることが非常に重要です。

すると、以下のような好循環が生まれます。

  • 上司はあなたに過度な期待をしない
  • あなたは無理なく働き、結果も出る
  • 互いに信頼し合い、評価も得やすくなる

■ さいごに:あなたの働き方を選べるのは、あなただけ

やりがいと労働時間のバランスに、正解はありません。あるのは、「あなたにとっての最適解」だけです。

あなたが「仕事は人生の一部」と考えるなら、好きなことに没頭するもよし。
「人生の土台」と捉えるなら、条件の良い仕事で最大限のパフォーマンスを出すもよし。
どちらの選択にも、誇りを持っていいのです。

 

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