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勉強や成績についての間違った3つの考え方【大学受験・資格試験】

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マイデスク福井の中村です。

みんなが当たり前のように知っていると思っていたら、意外に知らない人も多いという「成績の上げ方」の話です。

今まで飛躍的に成績を上げたことがない人は考え方が間違っている可能性があります。

この記事を読んで、自分の考え方が正しいかを点検してください。

間違った考え① 「大は小を兼ねる」 まずは挑戦することが大切!

 はじめに難しい教材、分厚い教材を選ぶ人がいます。

これは必ず挫折します。「薄くてもっとも効果が高いもの」を選ぶこと、これが鉄則です!

難易度も無理してはいけません。70%は知っている、もしくは読めばわかるというレベルの教材を選ぶことです。

 正しくは、「はじめは難易度と量で無理をしない!」が正しい考えです。

悪く言えば、最初は手っ取り早く結果を出すつもりで、やれることを全力でやるということです。

 大学受験勉強で例をあげてみましょう。

 国語が苦手な高校生がいたら、まず「漢文」をやることです。古文が苦手でも大丈夫です。学びエイドの「石野良和の句法以前から学ぶ漢文」という映像講義を受講して、この講座で言われていることを全部覚え込めば、次の模擬試験で結果が出せます。

 「現代文➔古文➔漢文」みたいなプロセスを踏む必要はありません。短期間で結果が出るものからどんどんやることです。

間違った考え② モチベーションの向上と勉強の質を上げることが先決だ!

 勉強にモチベーションは必要ありません。そもそも「学びたい」「知りたい」は人間の根源的な欲求の一つなので、どうしてもやる気が出ないという人は勉強より別のことにモチベーションがあるはずなので、勉強に固執せず別の道を選択したほうがよいでしょう。

 勉強というものは、やり始めればおのずとモチベーションが高まるものです。自分で短期的な目標を決めて、ストレスが少なく自分が盛り上がるような勉強法を見つけてどんどん実行すればモチベーションは高まります。

 そして、はじめから「質」にこだわらないでください。教材選びさえ間違っていなければ、まずは「量」をこなすことです。ちょっとぐらい要領が悪くても、ガンガン時間をかけて、反復して、とにかく1冊の教材を使いこんでマスターすることに集中しましょう。

 「量」は「質」に転化します。いろいろ試す中で自分に合う勉強法が見つかるし、試行錯誤した時間は決して無駄ではありません。

 ベストな方法を求めて行動しない方がよっぽど時間の無駄です。

間違った考え③ 正しくやれば成績はどんどん上がる!

 正しい方向性で、圧倒的な量をこなせば成績は上がるものだと思いきや、成績とはなかなか正比例的には上がらないものです。

 成果の出ない潜伏期間があって、ある一定量をこなしたあと、ある時を起点に一気に成績は上昇し始めます。特に知識量の多い科目を勉強しているとこの潜伏期間を経験することになります。

 大学受験であれば英語のような大量インプットが必要な科目です。

 ある程度、数か月は潜伏期間があることを想定して、自分を追い詰めないようにしましょう。

 

 このようなことを知った上で、受験勉強を続けていけば挫折もなく、いい結果が出せるのではないかと思います。

正しい考え方で勉強をして、最終的には成果に結び付けたいですね。

 

 

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