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マイデスク福井の管理人、英心塾の代表講師の中村です。
僕が高2のときに、受験勉強を始めたときの話について書きます。
当時、模試での偏差値は総合で40未満、英語は38、国語も38、数学は悪すぎて覚えていません。
そんな中、京都の大学に行きたいと決意して、受験勉強を開始しました。高2の秋だったと思います。
京都の大学と言えば、京都大学、同志社大学、立命館大学。京都での学生生活に憧れ、勉強を始めたことを覚えています。
やったことは3つ
①年間計画を立てる(というよりノウハウ本をそのままやる)
②勉強に邪魔なものはすべて捨てる
③毎日大量にやる
この3つです。なぜもっと早くやらなかったんだろう、というぐらいやり始めると状況が好転したのを覚えています。
①年間計画を立てる(ノウハウをそのまま真似る)
当時、和田秀樹先生の本がはやっていたんですね。「受験は要領」という本。
そこに成績の上げ方、参考書の使い方が全部書いてあったんです。
「成績が上がらないのは君の頭が悪いんじゃない。参考書が悪いんだ。」と書いてあるのです。
そして、和田先生が推薦する参考書を順番に使って、使い方もそのまま取り入れました。
当時は「年間計画」などという発想はなかったのですが、書いてある通りに実行していったので、自己流でやっていたときよりも遥かに早く成果が出ました。だって、それまでは成績が上がるどころか下がる一方でしたから。
自己流って無駄が多いと思うんです。だって大概間違っていますもん。すでにある英知を活用する、これポイントですね。嘘のように結果が出てきますよ。受験は要領、テクニックっていうのは本当だと思います。頑張って自分で考えて自分のやり方を探す人がいます。姿勢は素晴らしいと思うんですが、これ勉強だけでなく、その考えのまま大人になると、ビジネス、仕事でも失敗しますよ。ちゃんとノウハウを学んで、まずはそのままやる。そして、基礎ができたら自分で考えてやればいいと思います。
今だったら、地元の塾で年間計画を立ててくれたり、YouTubeで勉強法が紹介されていたり、ドラゴン桜でも勉強のやり方は事細かに解説されていますよね。「そんなもん…」と言う大人はいますが、そういう大人よりも専門家なのですから、そっちのやり方を取り入れたほうがいいのです。
②勉強に邪魔なものはすべて捨てる
全部捨てました。テレビを見る習慣、馬鹿な友人、茶化してくるクラスメート、陸上部、ゲーム、漫画、など全部。部活との両立なんてできないと思ったし、テレビなんか見ていたら1時間2時間あっという間に浪費してしまうんで。
それまで絡んでいた友人は離れていったのですが、なぜかデキる子たちと友達になれて、逆に友達が増えました。そんなもんです。身を亡ぼす交友関係、テレビなどの悪習慣は断ち切りましょう。
③毎日大量にやる
とにかく量をこなしました。英語が重要ということを知ったので、毎日100、200単語を覚えたし、1日必ず1つは長文を読むことにしました。英語の予習も欠かさずやるようになったし、しかも完璧に予習していきました。塾の予備校も毎日活用して、浪人生たちと混じって自習をしました。
家ではやれなかったんです。どうしてもさぼっちゃうんで。自習室はありがたかったです。この思い出が、今の仕事の原動力になっています。
量をこなすと勉強が進んでくるし、不安が消えるし、とにかく知識が増えます。学校の成績は一気に向上しました。苦手だった英語も20点から65点、65点から90点へと上がり、模試の偏差値も38から72まで上がっていきました。
不思議なことに量をこなすと、質も上がってくるんです。無駄なことはやめて、効果の高いことだけやるようになります。
当時助けてくれたのは、和田秀樹先生の本、自習室、相談に乗ってくれた学校の先生です。
その援助を得ながら、3つのことをやって、とにかく受験勉強を軸にした生活を始めたのです。
結果、京都大学とまでは行かなかったけれど、京都私大の外国語学部英米語学科に合格が決まり進学することができました。
スタート時は3つのことを意識して、とにかくまず始めてみてほしいと思います。
どうせ、そのまま生活しても、習慣は変わらないし、成績も上がりません。自習室を使ってみて欲しいと思うし、相談して欲しいですね。
いろいろ迷うこともあるとは思いますが、合わなかったらすぐやめればいいわけだし。迷ってとどまっている時間が非常にもったいないと思っちゃいます。
※お電話の際は「英心塾」で対応いたします。